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東京消防庁  広報テーマ (11月号)
テーマ1 電気ストーブ火災を防ごう
  電気ストーブ火災の実態
  平成30年に発生した電気ストーブの火災事例
  電気ストーブ火災の特徴
  電気ストーブ火災を防ぐポイント
テーマ2 エアゾール缶等による火災・事故をなくそう
  エアゾール缶等に関わる火災及び事故の発生状況
  近年発生したエアゾール缶等に起因する火災・事故事例
  カセットボンベ・エアゾール缶の火災・事故を防ぐために
テーマ3 階段・廊下に物を置かないようにしましょう!

電気ストーブ火災を防ごう

電気ストーブ火災を防ごう

◆電気ストーブ火災の実態

平成29年の東京消防庁管内(治外法権火災及び東京消防庁管轄外からの延焼火災を除く。)の火災件数は 4,204件です。このうち電気製品等から出火した電気火災は1,152件(27.4%)で、そのうち最も多いのは、電気ストーブ火災(カーボンヒータ、ハロゲンヒータ及び温風機を含む。)の100件(8.7%)です。電気ストーブ火災のうち亡くなった方8人、けがをされた方32人と、人命にかかわる被害が大きい特徴があります。

これからの季節、電気ストーブを使用する機会が増えます。電気ストーブは見た目は直火(炎)がなく安全そうに思えますが、暖房器具であり、石油ストーブのように高熱を発することに変わりはありません。使用に際しては、燃えやすいものは近くに置かないなど、注意が必要です。

平成20年〜平成29年間の火災件数の平均は、104.8件/年
図1 電気ストーブの火災件数の推移
平成20年〜平成29年間の負傷者数の平均は、44人/年
図2 電気ストーブ火災による負傷者の推移
平成20年〜平成29年間の死者数の平均は、7人/年
図3 電気ストーブ火災による死者の推移

■平成30年に発生した電気ストーブの火災事例

事例1

電気ストーブをつけたまま就寝したところ、布団が電気ストーブに接触し出火した。居住者の60代女性が一酸化炭素中毒により死亡した。


事例2

台所で使用していた電気ストーブに、イスの上の座布団が接触し出火した。居住者の40代男性が一酸化炭素中毒の中等症、70代女性が死亡した。


事例3

住宅1階の居室内で、使用中のカーボンヒーターに可燃物が接触し、出火した。80代女性が死亡し、建物は全焼した。


事例4

20代男性が、使用中の電気ストーブの上に衣類を干したまま外出したところ、衣類が電気ストーブの上に落下し、出火した。


事例5

カーボンヒーターをつけたまま就寝し、寝返りした際、掛布団がカーボンヒーターに接触し、出火した。居住者の20代女性が右手及びのどに火傷を負った


■電気ストーブ火災の特徴

  • 死者の70%を75歳以上の後期高齢者が占める。
  • 電気ストーブを点けたまま就寝し、布団等に接触する火災が多い。
  • 電気ストーブ上にあった衣類等が落下し、接触する火災が多い。
  • ぼやでも着衣着火、一酸化炭素中毒により亡くなる方が多い。
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子
写真2 電気ストーブにパジャマが接触し出火した様子
写真2 電気ストーブにパジャマが接触し出火した様子

■電気ストーブ火災を防ぐポイント

  • 外出・寝る前には必ず電源を切る。
  • 燃えやすい物は近くには置かない。
  • ストーブの上に洗濯物を干さない。
  • 使わないときは電源プラグをコンセントから抜く。
  • 電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない。
  • 使用前に取扱説明書をよく読む。