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東京消防庁 広報テーマ (4月号) テーマ1 首都東京を守る消防団
  消防団の組織構成等
  消防団の主な活動内容
  消防団の活動事例
  入団後の待遇
  特別区学生消防団活動認証制度
  特別区消防団協力事業所表示制度
  特別区の消防団の入団促進
テーマ2 家具類の転倒・落下・移動防止対策
  家具類の転倒・落下・移動でどんな被害があるの?
  どうやって家具転対策をしたらいいの?
  家具転対策についてもっと知りたい
テーマ3 事業所の防火安全体制を確認しよう
  消防機関への各種届出状況の確認
テーマ4 新年度スタート!
正しい救急車の利用方法と応急手当を知ろう
  増え続ける救急出動
  救急隊の到着時間
  軽傷者の割合
  病院へ行く?救急車を呼ぶ?急な病気やけがで迷ったら
  応急手当の普及啓発について
  応急手当奨励制度について
テーマ5 防火防災教育を実施しよう…
  新入社員等に対する防火・防災教育の推進
  防火・防災教育
  自衛消防活動と自衛消防の組織
  「防火管理実践ガイド」や「防火管理ポケットマニュアル」を 活用しよう

新年度スタート!
正しい救急車の利用方法と応急手当を知ろう

タイトル画像:新年度スタート!正しい救急車の利用方法と応急手当を知ろう

♦増え続ける救急出動

【防火対象物の使用開始の届出等】

東京消防庁における救急出動件数は、依然として年々増加 し続け、平成29年中の救急出動件数は785,184件 と 、救急業務を開始した昭和11年以来、過去最高の件数となり、 今後さらに増え続けると予想されます(図1参照)

画像:各種届出

画像:図1
図1

♦救急隊の到着時間

東京消防庁では、119番通報で救急車の要請を受けると、対応可能な最も近くの救急車を出動させています。救急要請が増加すると近くの救急車が全て出動中となり、遠くから救急車が出動することで、到着までに時間が必要となります。
  このため、救急車が出動してから要請場所に到着するまでの平均時間は長くなる傾向にあり、平成29年中は7分19秒となっています。救命曲線をみると依然として傷病者への影響が危惧されています(図2、図3参照)。

画像:図2
図2

画像:図3
図3

♦軽症者の割合

救急隊が搬送した方のうち、入院を必要としない軽症の割合は50%以上を占めています。軽症者の搬送人数は平成25年から増加傾向であり、平成29年は54.1%と依然として多くを占めています(図4参照)。

画像:図4
図4

その電話、救急ですか?
アンケート調査の結果では、救急車を要請する理由として、「生命の危険があると思った」など、緊急性がある理由が多い反面、「交通手段がなかった」など緊急ではない理由も見受けられました。このような状況が進むと、救急車の到着が更に延び、救えるはずの命が救えなくなる危険性が高まります。
そして、もしかしたら、その一人があなたかもしれないのです。

画像:その電話、緊急ですか?

救急車の数には限りがあります


「あなたやあなたの大切な人が倒れた時、救急車を呼んだのに、なかなか来ない・・・。」その時にはじめて気づくのでは、間に合いません。

その電話、救急ですか?今一度考えてみませんか


救急車は都民が共有する貴重な財産です。その限りある貴重な財産を、本当に必要な人が必要なときに利用できるよう、救急車の適正な利用に心がけましょう。

救急搬送トリアージについて
救急隊は、傷病者に緊急性が認められないと判断された人には、同意を得て自らの受診をお願いする「救急搬送トリアージ」を実施しています。救急隊が緊急性の高い傷病者に対して、迅速かつ的確に対応していくためご理解とご協力をお願いします。

このような場合は、対象となる可能性があります。

画像:救急搬送トリアージ

♦病院へ行く?救急車を呼ぶ?急な病気やけがで迷ったら

画像:救急車を呼ぶ?急な病気やけがで迷ったら?#7119

  1. (1) 東京消防庁救急相談センター(#7119)
    1. 新年度スタート期は、体調を崩しやすい時季です。急な病気やけがをした場合に、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、東京消防庁救急相談センターを開設しています。東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に、救急相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間・年中無休で対応しています。受付番号#7119は携帯電話、PHS、プッシュ回線からご利用いただけます。その他の電話、または繋がらない場合、23区は03(3212)2323、多摩地区は042(521)2323からご利用ください。

    画像:#7119

  2. (2) 東京版 救急受診ガイドについて
    1. 東京消防庁救急相談センターでの電話による救急相談に加え、東京版救急受診ガイド(ウェブ版・冊子版)を提供しております。
        これは、主な19の症状について、利用者の方自らが症状をチェックしていくことで、病気やけがの緊急度などに関するアドバイスが得られるサービスです。冊子版の他にいつでも利用できるように、下記のQRコードを携帯電話またはスマートフォンで読み取り、アドレスを登録しましょう
    2. 画像:救急受診ガイド冊子版
      冊子版

      画像:ウェッブ版利用方法

    3. ※緊急性があると思われる場合は、ためらわず救急車(119番)をお呼びください。
  3. (3) 東京版 救急受診ガイド(英語・ウェブ版)について
    1. 東京消防庁は、来日する外国の方が急な病気やけがをした際、自身で症状の緊急性の判断等の安全・安心を提供するツールとして、平成30年3月15日より、当庁ホームページで東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)の提供を開始しています。
      東京版救急受診ガイド(ウェブ版)と同様に、主な19の症状について、利用者の方自らが質問に答えることで、ご自身の症状の緊急性や受診科目、受診する時期などを確認できます。
      東京版救急受診ガイド(英語・ウェブ版)パソコン・スマートフォン用URL
      http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kyuuimuka/en_guide/main/index.html

    画像:東京版 救急受診ガイド(英語・ウェブ版)

♦応急手当の普及啓発について

AEDを使えますか?
平成16年から医療従事者以外の方によるAEDの使用が認められ、駅や空港、市・区役所、学校、交番、商業施設など様々な場所へのAED設置が進んでいます。
AEDの設置が進むとともに、バイスタンダー※によるAEDの使用及び脈拍の回復事案も毎年増加しています。AEDの使用が必要な場合に慌てることのないよう、日頃からAEDの使い方を含めた応急手当の知識・技術を身に付けるとともに、身近に設置されているAEDの位置を確認しておき、ひとりでも多くの尊い命を救うために役立てることが必要です。

※バイスタンダー=その場に居合わせた人

画像:AED

表1 主な講習会の種別

講習の種別 講 習 内 容
応急救護講習
(希望する時間)
AEDを含む心肺蘇生、止血法及び外傷の応急手当要領等について学ぶコース(受講者の希望に応じて任意の時間で行う)
救命入門コース
(45分)(90分)
3時間の普通救命講習の受講が困難な都民及び小学校4年生以上を対象にした、胸骨圧迫とAEDの使用方法を中心に学ぶコース
普通救命講習
(3時間)
心肺蘇生(AEDを含む成人に対する方法)を中心に学ぶコース
普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習 (4時間) 普通救命講習の内容にAEDの知識確認と実技評価が加わったコース (AEDを一定頻度で使用する可能性のある方は、このコースを受講してください。)
普通救命再講習
(2時間20分)
前回の普通救命受講日から3年以内に再度受講するためのコース
普通救命
ステップアップ講習
(2時間)
救命入門コースを受講してから1年以内に受講することで、普通救命講習の認定証が交付されるコース
上級救命講習
(8時間)
AEDを含む救命処置のほかに、小児・乳児の心肺蘇生、けがの手当や搬送方法などを学ぶコース
上級救命再講習
(3時間)
前回の上級救命受講日から3年以内に再度受講するためのコース
上級救命 ステップアップ講習 (5時間) 普通救命講習または普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習を受講してから1年以内に受講することで、上級救命講習の認定証が交付されるコース
応急手当普及員講習
(24時間)
普通救命講習、普通救命(自動体外式除細動器業務従事者)講習の指導要領を学ぶためのコース
応急手当普及員再講習 (3時間) 前回の応急手当普及員講習受講日から3年以内に再度受講するためのコース
  1. ○ 講習修了者には、認定証が交付されます(応急救護講習では認定証等の交付はされませんが、救命入門コースは受講証が交付されます)。
  2. ○ 講習に関する問合せ先
    1. 東京消防庁管内の消防署、消防分署、消防出張所
    2. 公益財団法人東京防災救急協会 救急事業本部
      講習受付  03(5276)0995(平日 午前9時~午後4時)
      インターネットでの受付はhttp://www.tokyo-bousai.or.jp(午前6時~深夜2時)
    3. 東京消防庁ホームページ(http://www.tfd.metro.tokyo.jp
       (ホームページ内を以下のメニューに沿って進んでください。)
        ⇒「試験・講習」⇒「応急手当講習会

応急手当を実施しましょう!
突然目の前で人が倒れ心肺停止状態になった場合、バイスタンダーが応急手当を速やかに行えば、傷病者の救命効果が向上し、治療の経過にも良い影響を与えます。
また、震災や風水害等で、同時に多数のけが人が発生した場合は平常時のように救急車を期待することが困難になります。このようなときは自主救護に努めなければなりません。
他人を救おうとする社会は自分を救うことにもつながります。ぜひ、応急手当の知識・技術を学び、勇気と自信を持って応急手当を実施しましょう!

画像:心肺蘇生と手順

♦応急手当奨励制度について

東京消防庁では、事業所や商店街、地域等の救命講習の受講に対する積極的な取り組みを奨励しています。平成30年4月1日より応急救護体制のさらなる強化を目指し、応急手当奨励制度を改正しました。

画像:心肺蘇生と手順

応急手当奨励制度とは
応急手当の普及に関し一定の要件を満たす事業所等へ、消防署長が救命講習受講優良証・優良マークを交付し、奨励事業所等のホームページでの公表をしています。平成30年3月1日現在、1,452事業所等に対して交付しており、従業員等が行った応急手当の実施により、傷病者が救命された事例も多く報告されています。


画像:優良マーク
画像:マーク

事業所や商店街、地域等で、救命講習の普及を推進する応急手当普及員など※が養成され、救命講習の普及に活用されていること。
※応急手当普及員または応急手当指導員。以下「事業所普及員」とする。

  • 総数(従業員数等)の30%以上が、有効期限内にある
     救命講習修了者であること。
  • 救急部長が救命講習の実施状況や応急救護体制の
     整備状況から総合的に判断して優良と認める場合。

4月1日からの改正点 ~救命講習を事業所主体で開催可能に~

  • 応急手当奨励事業所の事業所普及員が、自ら従業員に対して東京消防庁の救命講習を開催できるようになりました。
  • 講習で使用する資器材(訓練用人形・訓練用AED等)
画像:講習指導の委嘱状を交付=>講習開催申請=>実施結果報告=>認定証交付

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