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東京消防庁  広報テーマ (11月号) テーマ1 エアゾール缶等による火災・事故をなくそう
  エアゾール缶等に関わる火災及び事故の発生状況
  近年発生したエアゾール缶等に起因する火災・事故事例
  カセットボンベ・エアゾール缶の火災・事故を防ぐために
テーマ2 階段・廊下に物を置かないようにしましょう!
テーマ3 電気ストーブ火災を防ごう
  電気ストーブ火災の実態
  平成29年に発生した電気ストーブの火災事例
  電気ストーブ火災の特徴
  電気ストーブ火災を防ぐポイント

電気ストーブ火災を防ごう

電気ストーブ火災を防ごう

◆電気ストーブ火災の実態

平成28年の東京消防庁管内(治外法権火災及び東京消防庁管轄外からの延焼火災を除く。)の火災件数は 3,980件です。このうち電気製品等から出火した電気火災は1,052件(26.4%)で、そのうち最も多いのは、電気ストーブ火災(カーボンヒータ、ハロゲンヒータ及び温風機を含む。)の85件(8.1%)です。電気ストーブ火災のうち亡くなった方6人、けがをされた方40人と、人命にかかわる被害が大きい特徴があります。

これからの季節、電気ストーブを使用する機会が増えます。電気ストーブは見た目は直火(炎)がなく安全そうに思えますが、暖房器具であり、石油ストーブのように高熱を発することに変わりはありません。使用に際しては、燃えやすいものは近くに置かないなど、注意が必要です。

平成19年〜平成28年間の火災件数の平均は、105.4件/年
図1 電気ストーブの火災件数の推移
平成19年〜平成28年間の負傷者数の平均は、43.7人/年
図1 電気ストーブ火災による負傷者の推移
平成19年〜平成28年間の死者数の平均は、7.1人/年
図2 電気ストーブ火災による死者の推移

■平成29年に発生した電気ストーブの火災事例

事例1

就寝時に掛け布団が電気ストーブに接触し、出火したもの。

(平成29年2月 80代男性死亡)

事例2

脱衣所内の突っ張り棒にかけていた繊維製品が使用中の電気ストーブ上に落下し、出火したもの。

(平成29年2月 80代女性死亡)

事例3

居室内の電気ストーブに電源を入れたところ、付近にあった寝具や衣類がストーブの金属製ガードに接触したことに気づかず、時間経過とともに過熱され出火したもの。一酸化炭素中毒で死亡した。

(平成29年3月 80代女性死亡、50代女性中等症、60代男性中等症)

事例4

テーブルに置いていた新聞紙が落下し、電気ストーブのヒータ部に接触し、出火したもの。

(平成29年3月 60代女性重傷、60代男性中等症)

事例5

居室内で使用していた電気ストーブに布団が接触し、出火したもの。居住者は燃えていることに気づき、電気ストーブを玄関に搬送した際に意識を喪失した。

(平成29年1月 60代男性死亡)

■電気ストーブ火災の特徴

  • 死者の70%を75歳以上の後期高齢者が占める。
  • 電気ストーブを点けたまま就寝し、布団等に接触する火災が多い。
  • 電気ストーブ上にあった衣類等が落下し、接触する火災が多い。
  • ぼやでも着衣着火、一酸化炭素中毒により亡くなる方が多い。
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子
写真1 電気ストーブに布団が接触し出火した様子
写真2 電気ストーブにパジャマが接触し出火した様子
写真2 電気ストーブにパジャマが接触し出火した様子

■電気ストーブ火災を防ぐポイント

  • 外出・寝る前には必ず電源を切る。
  • 燃えやすい物は近くには置かない。
  • ストーブの上に洗濯物を干さない。
  • 使わないときは電源プラグをコンセントから抜く。
  • 電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない。
  • 使用前に取扱説明書をよく読む。