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東京消防庁  広報テーマ (1月号) テーマ1 地震に備えよう
テーマ2 家具類の転倒・落下・移動防止対策
テーマ3 首都東京を守る消防団
テーマ4 積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!
テーマ5 文化財を火災から守ろう

積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!

積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!

毎年12月から3月までの期間に、積雪や凍結路面により滑って転倒するなどの救急事故が多くなります。

平成27年12月から平成28年 )3月では、積雪が少なかったものの、東京消防庁管内2)で283人が救急搬送されています。


1)平成28年は暫定値
2)東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域

積雪や凍結路面での救急事故を防ぐために
  • ・靴は滑りにくいものを選びましょう。
  • ・足元に十分気を配りゆっくりと歩きましょう。
  • ・降雪後の数日間は、事故が多いことから、特に注意を払いましょう。
  • ・天候は事前に情報収集し残雪や凍結路面を避け、余裕を持って行動しましょう。

積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

積雪の多かった平成25年12月から平成26年3月が、過去5年間で、最も多く救急搬送されています(図1)。

図1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員 図1 積雪や凍結路面に係る救急搬送人員

月別の発生状況

平成27年12月から平成28年3月の月別搬送人員は、1月が277人、2月が6人でした。搬送人員が過去5年間で最も多かったのは、3日間降雪があった平成26年2月の713人です(表1)。

表1 月別の救急搬送人員(人)
  12月 1月 2月 3月 合計
平成23年12月から平成24年3月 4 147 20 2 173
平成24年12月から平成25年3月 0 585 9 0 594
平成25年12月から平成26年3月 9 9 713 7 738
平成26年12月から平成27年3月 13 59 33 1 106
平成27年12月から平成28年3月 0 277 6 0 283

気象状況との関係

気象状況3)と救急搬送人員の関係をみると、平成28年は1月18日に降雪があり、その翌日に多くの人が救急搬送されています。例年、降雪後の数日間は路面凍結などの理由により、多くの人が救急搬送されています(図2)。

3)気象庁の気象統計情報の東京で観測・測定した数値を使用

図2 気象状況と救急搬送人員(平成28年1月) 図2 気象状況と救急搬送人員(平成28年1月)

年齢層別の発生状況

年齢層(5歳単位)別にみると、60歳から64歳が最も多く救急搬送されています(図3)。

図3 年齢層別発生状況(平成27年12月から平成28年3月) 図3 年齢層別発生状況(平成27年12月から平成28年3月)

初診時程度

初診時程度別にみると、3割を超える人が中等症以上と診断されています(図4)。

図4 初診時程度別割合(平成27年12月から平成28年3月)

図4 初診時程度別割合(平成27年12月から平成28年3月)
【初診時程度】
軽 症 入院を要しないもの
中等症 生命の危険はないが入院を要するもの
重 症 生命の危険が強いと認められたもの

事故事例

雪で足を滑らせ階段から転落
出勤途上に駅近くの階段にて雪で滑り6段下まで転がり落ちてしまい、左肩を骨折した。(平成28年 41歳女性 中等症)
自転車で転倒
自転車に乗ろうとペダルに片足を乗せ進んでいたところ、凍結した路面に滑り転倒し、足を受傷した。(平成28年 61歳女性 中等症)
雪かき中に転倒
自宅前の雪かきをしていたところ足を滑らせ転倒し、膝を骨折した。(平成28年 50歳女性 軽症)
通学中に転倒
通学途上の男子児童が凍結した路面で転倒し、後頭部を受傷した。(平成28年 10歳男児 軽症)