東京消防庁  広報テーマ (12月号) テーマ1 年末年始の救急事故をなくそう
テーマ2 住宅火災から高齢者などの要配慮者を守ろう
テーマ3 セルフスタンドにおける安全な給油について

セルフスタンドにおける安全な給油について

セルフスタンドにおける安全な給油について

空気が乾燥する時期は、静電気が発生しやすくなります。より安全にセルフ方式の給油取扱所(以下「セルフスタンド」という。)での給油を行いましょう。 平成10年からセルフスタンドの設置が認められ、東京消防庁管内におけるセルフスタンドの数は、平成26年3月31日現在で、296施設あります。

セルフスタンドの推移(東京消防庁管内)
セルフスタンドの推移(東京消防庁管内)

セルフスタンドでは、給油が安全に行われるように危険物取扱者が十分に監視等を行っていますが、給油の手順や給油設備などの扱いを誤ると、思わぬ事故が発生することも考えられます。

給油方法がよくわからなかったり、不安を感じたりしたときは、近くの従業員や給油設備にあるインターホンを利用して、正しい給油方法の説明を受けてから給油しましょう。

注意事項

東京消防庁管内では、運転操作を誤ったことによるガソリンスタンド内での交通事故が多く発生しています。給油設備はガソリン等を取り扱っており、設備が破損してしまうとガソリン等が流れ出し大変危険です。

ガソリンスタンド内では従業員の指示に従い、安全運転に心がけてください。

セルフスタンドの自主保安対策の推進事項

  • ・ セルフスタンドの危険物取扱者は、顧客に適切な給油方法を指導するとともに、顧客の給油等を適切に監視し、制御し、必要な指示をしましょう。
  • ・ 不適切な給油行為により給油中のガソリンがあふれた事故が発生しています。顧客に対してこれらの事故事例を引用しながら注意喚起しましょう。
  • ・ 空気が乾燥する時期だけでなく、年間を通じて地面への散水を適宜行い、人体等に静電気が帯電しにくい環境をつくりましょう。
  • ・ 非常の場合の緊急措置対応及び事故発生時の応急措置対応について教育・訓練をしましょう。

セルフスタンドを安全に利用するために

セルフスタンドでは、いろいろな安全装置付きの機器が設けられるとともに、危険物取扱者の資格をもった従業員がドライバーの皆さんが行う給油作業を見守っています。

しかし、ガソリンや軽油は、その取扱方法を誤ると大きな事故につながりかねません。

セルフスタンドを利用するドライバーの皆さんも、次の事項に十分注意して安全な給油作業に心がけましょう。

その1 エンジンOFF!

白線などで示された場所に停止し、必ずエンジンを停止しましょう。

エンジンOFF!
その2 燃料の確認!

自動車は、ガソリンを燃料とするものと、軽油を燃料とするものがあります。給油する自動車に適した燃料であることを確認しましょう。

燃料の確認!
その3 静電気除去シートにタッチ!

私たちの体には静電気が帯電しています。この静電気の火花が原因で、給油口から出てくるガソリン蒸気に引火する事故が発生するおそれがあります。給油キャップを開ける前に、素手で静電気除去シートや車の金属部分に触れ、静電気を除去してから給油を始めましょう。

静電気除去シートにタッチ!
その4 正しい操作で給油を!

給油ノズルは、給油口の奥まで差し込み、レバーをしっかり握って給油を行いましょう。


その5 注ぎ足し給油をしないで!

自動車等の燃料タンクが満タンになると、オートストップ(満量停止装置)が作動し給油は自動的に停止します。オートストップ作動後の注ぎ足し給油は、ガソリン等の燃料が給油口の外に吹きこぼれることがあり危険ですので、注ぎ足し給油はやめましょう。

注ぎ足し給油をしないで!
その6 給油キャップの置き忘れ注意!

給油キャップをしめ忘れたまま走行すると、給油口からガソリン等の燃料やその可燃性の蒸気が漏れるおそれがあり危険です。給油が終わったら給油キャップの置き忘れに注意しましょう。


〜セルフスタンドにおける適切な給油方法〜
  • ① 給油設備の静電気除去シートに素手で触れる。
  • ② 給油ノズルを止まるところまで確実に差し込む。
  • ③ 給油ノズルのレバーを止まるところまで確実に引く。
  • ④ 自動的に給油が止まったら、それ以上の給油はしない。
  • ⑤ 給油後は、給油ノズルを確実に元の位置に戻す。
セルフスタンドにおける適切な給油方法