東京消防庁  広報テーマ (01月号) テーマ1 地震に備えよう
テーマ2 首都東京を守る消防団
テーマ3 積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!
テーマ4 文化財を火災から守ろう

テーマ 3 積雪や凍結路面に係る救急事故に注意!

積雪や凍結路面での救急事故を防ぐために

東京消防庁管内 1) では平成24年12月から平成25年3月2)までに、積雪や凍結路面に係る救急事故で594人が救急搬送されました。足元に十分注意し、事故を防ぎましょう。

  • ・靴は滑りにくいものを選びましょう。
  • ・足元に十分気を配りゆっくりと歩きましょう。
  • ・降雪後の数日間は、事故が多いことから、特に注意を払いましょう。
  • ・残雪や凍結路面を避け、余裕を持って行動しましょう。

月別の発生状況

月別では、1月に救急搬送人員が最も多くなりました。平成25年1月は、1月14日に降雪8cmが観測され、前年同月(1月23日に降雪4cm)に比べ、救急搬送人員が438人多くなりました(図1)。

図1 月別救急搬送人員

図1 月別救急搬送人員

気象状況との関係

救急搬送人員の最も多かった平成25年1月について、気象状況3)と救急搬送人員の関係をみると、降雪のあった翌日に223人と最も多く搬送されています(図2)。


1)東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域
2)平成25年は暫定値
3)気象庁の気象統計情報の東京で観測・測定した数値を使用

図2 気象状況と救急搬送人員

図2 気象状況と救急搬送人員

時間帯別の発生状況

平成24年12月から平成25年3月までの救急搬送人員594人を時間帯別にみると、64歳以下では7時台から9時台の通勤時間帯に多く発生しています。高齢者では、7時台から10時台、13時台に多く発生しています(図3)。

図3 時間帯別発生状況

図3 時間帯別発生状況

年齢層別の発生状況

年齢層(5歳単位)別にみると、60歳から64歳が最も多く搬送されています(図4)。

図4 年齢層別発生状況

図4 年齢層別発生状況

初診時程度

初診時程度をみると、65歳以上では、47.1%が入院を要する中等症以上と診断され、4人が重症と診断されました。64歳以下では、44.4%が中等症と診断されました(図5)。

図5 初診時程度別割合

図5 初診時程度別割合

事故事例

事例1
出勤途上に凍結した路面で転倒し、右前腕を骨折した。
(平成25年1月 女性 39歳 中等症)
事例2
凍った路面を歩行中に転倒し、右肩を路面に打ちつけ受傷した。
(平成25年1月 男性 72歳 重症)
事例3
自宅前で雪かきをしていたところ滑って後ろへ転倒し、頭部及び背中を受傷した。
(平成25年1月 男性 80歳 中等症)
事例4
歩道上において、自転車を押していたところ、雪で滑り転倒し、左足の付け根を受傷した。
(平成25年1月 女性 65歳 中等症)
事例5
母親が子供を抱いて屋外に出たところ路面が凍っていたため転倒、抱いていた1歳の子どもが足を受傷した。
(平成25年1月 女児 1歳 軽症)