(※平成21年の火災件数等の数値は、概数値であり、確定値ではありません。)
平成21年中に東京消防庁管内では、5,600件の火災が発生しました。
このうち、火遊びが原因で火災になったものが159件で、火災原因の第4位となっています。
このことから、入園・入学、新学期のこの時期をとらえ、幼稚園、保育園、学校をはじめ、ご家庭でも子どもたちに火の大切さや火・煙のこわさなどを教えましょう。
平成11年から平成20年までの10年間に東京消防庁管内で発生した火遊びによる火災で、12歳以下の子どもによるものが711件となり、発火源別では、「ライター」が511件(71.9%)と最も多く、続いて「マッチ」78件(11.0%)となっています。(表1参照)
| ライター | マッチ | その他 | 不明 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成11年 | 50 | 12 | 2 | 7 | 71 |
| 平成12年 | 57 | 6 | 8 | 3 | 74 |
| 平成13年 | 53 | 9 | 2 | 7 | 71 |
| 平成14年 | 56 | 9 | 5 | 10 | 80 |
| 平成15年 | 45 | 5 | 4 | 10 | 64 |
| 平成16年 | 64 | 4 | 4 | 7 | 79 |
| 平成17年 | 39 | 6 | 6 | 2 | 53 |
| 平成18年 | 55 | 6 | 2 | 7 | 70 |
| 平成19年 | 47 | 12 | 4 | 17 | 80 |
| 平成20年 | 45 | 9 | 5 | 10 | 69 |
| 合計 | 511(71.9%) | 78(11.0%) | 42(5.9%) | 80(11.2%) | 711(100%) |
また、行為者年齢別では、「ライター」を用いた火遊びは、幼児の段階から多く発生しているほか、どの年齢でも最も多くを占めています。(表2参照)
| 行為者年齢 | ライター | マッチ | その他 | 不明 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0歳 | - | - | - | - | - |
| 1歳 | 1 | - | 1 | - | 2 |
| 2歳 | 18 | - | - | - | 18 |
| 3歳 | 36 | 2 | 3 | 2 | 43 |
| 4歳 | 43 | 2 | 7 | 4 | 56 |
| 5歳 | 52 | 2 | 3 | 5 | 62 |
| 6歳 | 33 | 5 | 3 | 2 | 43 |
| 7歳 | 45 | 8 | - | 6 | 59 |
| 8歳 | 60 | 7 | 3 | 8 | 78 |
| 9歳 | 49 | 8 | 4 | 4 | 65 |
| 10歳 | 57 | 18 | 5 | 25 | 105 |
| 11歳 | 54 | 9 | 8 | 6 | 77 |
| 12歳 | 63 | 17 | 5 | 18 | 103 |
| 合計 | 511 | 78 | 42 | 80 | 711 |
こうしたことから、幼児期から、火の大切さや火・煙のこわさなど火に関する正しい知識や取り扱い方について教えることが必要です。
また、子どもは好奇心を持って大人の行動をみており、大人が保管したライターなどを探し出すこともあります。ライターやマッチは、子どもが容易に手にすることができないところに保管することが大切です。
火遊びを防ぐためには、子どもの年齢や火に対する理解度、性格など多面的な要素を考慮したきめ細かな教育を行わなければならず、その実施に当たっては、家庭、学校、地域社会及び消防機関がそれぞれに役割を分担し、連携を図りながら取り組む必要があります。
マッチやライターなどは子どもの手の届かない場所に保管しましょう。
アイロン、ヘアドライヤー等はいたずらされない場所に保管しましょう。
テレビ、新聞等で火災のニュースが報道されるときをとらえ、火遊びは大きな火災に至ったり、人命を失うおそれがあることなど、火のこわさを教えるとともに、日頃から家庭での防火のしつけをしましょう。
花火などをするときは、大人が付き添い、必ず消火のための水を用意しましょう。
ライターやマッチで遊ばないよう注意しましょう。
正しい火の取り扱い方を教えましょう。
| 避 難 の 約 束 | |
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おさない
避難するときに前の人を押すと、押された人が倒れ、倒れた人につまずいてまた次の人が倒れてしまいます。 大勢の人の下敷きになった一番下の人は、押しつぶされてとても危険です。 廊下や階段でこのようなことが起きてしまうと、もっと後ろの方の人は動けなくなるため、避難をするときは「おさない」でください。 |
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かけない
走らないことを「かけない」といいます。 早く避難しなくてはいけませんが、走って転ぶ人がいると押されて倒れた人が出たときと同じことが起きてしまうため、避難をするときは「かけない」でください。 |
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しゃべらない
しゃべっていると、その話に夢中になってしまいます。 まわりの人はしゃべっている人の声で、先生や放送の指示が聞こえなくなってしまうため、避難をするときは「しゃべらない」でください。 |
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もどらない
大切なもの、大事なものを教室や部屋の中へ置き忘れてしまったとしても、もとの場所へもどってはいけません。 もどったときにはもっと煙が多くなり、火が燃え広がってしまっているため、「もどらない」でください。 |
| 東京消防庁の問いかけ | 答える内容 |
|---|---|
| 「火事ですか、救急ですか?」 | 『火事です』 |
| 「何区(市)、何町、何丁目、何番、何号ですか?」 | 『千代田区大手町○丁目○番○号です』 |
| 「何が燃えていますか?」 | 『家が燃えています』 |
(イ) 「火事」か「救急」かをはっきり伝えましょう。